GIBIER NOTE

冬眠前の今がチャンス!穴熊(アナグマ)の旬はいつ?脂が乗る時期を逃さないで

【目次】
1. 最高の旬は「冬眠前の晩秋〜冬」
2. 美食家が探求する、幻の「柿穴熊(カキアナグマ)」
3. 季節ごとの味わいの変化
4. 在庫は持ちません。その時期の「最高」を今すぐ
5. まとめ

野菜や魚に旬があるように、ジビエ(野生鳥獣)にも、その瞬間にしか味わえない「ピーク」が存在します。特に穴熊(アナグマ)は、季節によって味わいが劇的に変わる、まさに「一期一会」の食材。

もしあなたが「最高の穴熊(アナグマ)」との出会いを求めているなら、狙うべきはまさに今。知る人ぞ知る、穴熊(アナグマ)の本当の旬と、今しか味わえない特別な個体について解説します。

最高の旬は「冬眠前の晩秋〜冬」

穴熊(アナグマ)の真骨頂は、なんといってもその「脂」にあります。
彼らは冬の間、巣穴にこもって冬眠(冬ごもり)を行います。そのため、冬眠に入る前の11月から12月頃にかけて、厳しい冬を乗り越えるために猛烈な勢いで食事をし、体に栄養を蓄えます。

この時期の穴熊(アナグマ)は、体重の半分近くが脂肪になることもあるほど丸々と太ります。この「冬眠前の脂」こそが、融点が低く、口に入れた瞬間にサラリと溶ける、極上の甘みを生み出すのです。夏場の個体とは全く別物と言えるこの味わいは、冬を待つ価値が十分にあります。

美食家が探求する、幻の「柿穴熊(カキアナグマ)」

さらに、この時期の穴熊(アナグマ)には、通の間でまことしやかに語られる「極上の個体」が存在することをご存知でしょうか?ジビエは「食べたものがそのまま肉の味になる」と言われますが、穴熊(アナグマ)はその傾向が特に顕著です。

中でも別格とされるのが「柿穴熊(カキアナグマ)」です。
秋に熟した糖度の高い柿を飽食した個体は、その脂にフルーツのような芳醇な甘みと香りを宿すと言われています。火を通すとあたりに甘い香りが漂い、口に含めば濃厚な旨味が広がる……まさに山の神様からの贈り物です。

また、地域によってはみかんを食べて育った個体もおり、こちらは柑橘由来の爽やかな風味が楽しめると言われています。
「今回はどんなものを食べてきた子だろう?」と想像を巡らせながら、個体ごとの風味の違いを楽しむのも、旬のジビエならではの贅沢です。

季節ごとの味わいの変化

もちろん、冬以外の穴熊(アナグマ)にも魅力はあります。春から夏にかけての穴熊(アナグマ)は、脂が落ちて赤身の旨味が際立つため、野性味溢れる肉々しい味わいを好む方には適しています。

しかし、「穴熊(アナグマ)といえば、やはりあの甘い脂」というファンの期待は絶大です。とろけるような脂の甘みと食感を存分に堪能したいなら、脂の乗りが最高潮に達するこの冬の時期は、絶対に見逃せません。

在庫は持ちません。その時期の「最高」を今すぐ

以前は年間を通して販売できるよう在庫調整をしていましたが、近年のジビエブームと「冬の穴熊」の人気高騰により、入荷してもすぐに旅立ってしまうのが現状です。

そのため当店では、あえて長期保管をせず、その時期に捕れたものを、新鮮なうちに送り出すスタイルをとらせていただいています。
当店では自然の恵みをそのまま販売しております。つまり、驚くような脂乗りをした個体や、前述の「柿穴熊」のような希少な個体が、タイミングさえ合えば手に入るということです。

これらはまさに一期一会。入荷通知を見てすぐに購入される常連様も多いため、迷っている時間はありません。
「いつか食べてみたい」ではなく、「出会った時が買い時」。これが、最高の穴熊にありつく唯一の秘訣です。

まとめ

冬眠前のエネルギーを蓄え、柿などの山の恵みを一身に受けた冬の穴熊(アナグマ)。その脂の甘みは、一度食べたら忘れられない感動体験となるでしょう。
迷っている間に売り切れてしまう前に。旬の味を逃さず、ご自宅で最高のジビエ料理をお楽しみください。

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